ダメ夫のデスクトップPCのOSはWindows XPです。さすがにそろそろ換え時だと感じています。
OSを換装するとなると、候補はWindows7です。ダメ夫はWindows専用ソフトを使用しているため、他の系統は原則使えません。
OSを換装するにあたり、まず考えるべきは、アップグレード版と通常版のどちらにするかです。
前者は文字通りアップグレード専用ですので、すでにWindowsがパソコンにインストールされていなければ使えません。その代わり、通常版よりも価格が安く設定されています。
通常版は、新規インストールですので、まっさらなHDD（ハードディスクドライブ）で構いません。
ダメ夫のPCはXPで動かしているため、普通に考えればアップグレード版を買った方が安く済みます。
しかし、ダメ夫PCは劣悪環境下で働いていることにより、HDDにすぐ不具合が生じます。しかも、もともとバルク品です（別に問題はないのですが気持ちがね）。アップグレード版を新たなHDDにインストールしようとすると、わざわざ旧OSを一旦インストールする必要があります。これは非常に面倒です。
値段は通常版なら約２万円、アップグレード版なら約１万１千円です。
ところが奥さん、もし通常版が１万円程度で購入できるならこんなに嬉しいことはありませんよね？
そこで今回ご紹介するのは、DSP版OSです。DSP版OSとは、店頭商品にインストールすることを目的したOSです。よって、店を隈なく探しても販売されていません。しかし、店員さんに「Windows7 HomeのDSP版（OEM版と呼ばれることもある）ありますか？」と尋ねるとレジ近くに連れて行かれて、
「お客さん、どこでその情報を仕入れたんだい？」
「セット商品はどちらにされますか？」
と聞かれます。これはDSP版は他のハード製品とセットで購入しなければならないためです。より厳密に言うと、セット製品とそのOSは一緒に使用しなければならないためです。特に欲しいハード製品がなければFDD（フロッピーディスクドライブ）でも買っておきましょう。念のため言っておきますが、悪いことではありませんからね。
肝心の値段ですが、『Windows7 Home 通常版』なら９千円程度で買えるでしょう。それプラスハード代です。一般の２万円と比較すると随分お得です。
DSP版の注意点は、マイクロソフトのサポートは受けられないこと、説明書がないことです。普通に使用する分には困りません。
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