なぜダメ夫のようなダメ人間が内定を得られたのか説明しようと思います。以下の内容は、あくまでダメ夫の見解であり、一般性はないかもしれません。
まず、大学院生の就職活動は、推薦と自由応募の2つが存在します。特に理系の院生ならば、推薦で内定を得る人も多いでしょう。推薦は内定を保証するものではありませんが、それでも自由応募よりは優遇された選考を受けられます。
ダメ夫はすべて自由応募で入社試験を受けました。なぜなら、そもそも推薦が存在しなかったからです。理系院生は推薦がセオリーと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、新規の研究室や学術性に特化した研究室(企業からの需要がない)であったり、単に教授が民間企業を嫌っているなどの理由から、推薦がないところも少なくありません。ちなみに推薦でも簡単に落とされるという話も耳にしました。
突然ですが、ここで問題です。入社試験の面接において、最も重要なことは何でしょう?
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| | 答 | 堂々としていること │|
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これは、業種、職種に関わらず大切だと思います。数社の人事の方と話した限り、志望動機や受け答えの内容は、考慮はするが、それよりも話し方や雰囲気が重要だそうです。そもそも、ダメ夫のような学生の話す内容など、ありきたりなものばかりです。
しかし、ダメ学生がただ月並みな言葉を並べても採用されるわけがありません。能力がある人ならば、資格があったり、筆記試験をトップクラスで通過したり、論理的に話すことができたりするので、特に意識しなくても内定が得られるかもしれません。そうでない人は、少しでも高評価を得るためになんらかの努力をする必要があります。
もちろん、ダメ夫はダメ人間なので、なるべく努力はしたくありません。
| /_ノ ヽ、_\ 努力ができたら
| ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ もっと楽しそうに生きてるよ!
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|ヽ / `ー’´ ヽ / / バ
| | | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ ン
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資格もなければ、外国に行った経験もありません。OB訪問もしませんでした。ちなみにダメ夫は普通自動車の免許すら持っていません。
そんな人間が就職活動において、他の学生と差別化を図るのは困難です。そこで、ダメ夫は、特別な体験などなくていい、志望動機もありきたりでいい、その代わり堂々とした態度で挑もうと考えました。面接中は常時「面接官ごときに俺は物怖じしないぜオーラ」を放っていました。失禁しそうになりながら放っていました。
実際、面接担当者から「堂々としている」「物怖じしていない」と何度か言っていただきました。作戦は成功です。合わせ技として、上記の発言に対し笑いながら「ハッタリかもしれませんよ?」と言うようにしていました。これは謙遜の精神とユーモアを同時に表現できる便利な技です。なにより、ハッタリは事実です。
一度だけ、役員の方に「堂々とできる根拠は何?」と尋ねられた時は、窓ガラスを突き破り脱出を試みようかと思いましたが、堂々と「いつもこんな感じですよ」と答えておきました。
結論としては、何も悪いことをしているわけではないのだから堂々としてればいいということです。まあ、それが難しいのだけど。しかし、他にできることがないのもこれまた事実です。
偉そうに語ってごめんなさい。
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